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第21話「リケイザイ(離型剤)?」

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リケイザイ(離型剤)?

「リ・ケ・イ・ザ・イ」って何ですか?

漢字としては、離型剤と書くんだけど、まさに鋳造直後の製品を金型から離すために使われる塗布剤のことなんだよ。

「金型から離すため」とはどういうことですか?

通常、アルミなどを高温で溶かした湯が金型内に圧入されたとき、その溶湯と金型が熱によって焼きついてしまうんだ。だから離型剤を塗布することによって金型からスムーズに離脱させるようにする。

それ以外にも、離型剤の役目としては、製品を金型から押し出すときに製品と金型の摩擦を低減して、製品へのダメージを減少させるなどもあるよ。

なるほど。まだ他にも離型剤の役割ってあるんですか?

そうだね。他には、金型温度を下げるためだったり、製品表面の粗さや平滑さを良くするため、湯流れ、湯周りを良好にするため、などの役割もあるね。

今回のまとめ

離型剤は、金型と溶湯との焼付けを防止したり、押し出し時の金型と製品との摩擦を低減する等の目的で使用されています。
主にスプレーで塗布されることが多い離型剤は、水溶性離型剤、油性離型剤があります。

水溶性離型剤
一般に水溶性液体の中に乳化された油脂粒子が含有されています。それを金型表面に塗布すると、型の内部熱により離型剤内の水分が蒸発します。その結果、離型剤成分だけが付着して、離型膜を形成します。
型温度が高すぎると水溶性離型剤を塗布することは困難なので、ある一定範囲内に型温度を制御して、塗布することが必要です。
油性離型剤
水溶性離型剤の課題(型温度の管理幅が狭い)を解決すべく、高い型温度でも容易に付着できる構造となっている。その結果、無駄なスプレー塗布が少なくなるので、使用量が極少化できる。
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