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第9話「磨きだけで何年も・・・」

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磨きだけで何年も・・・

「磨き」ってどうしてやるんですか?

金型づくりにおける加工では、自由曲面がかなり存在するんだけどな、それはほとんどマシニングセンタなどによって加工されるんだ。

この刃物を使った加工だと、理屈上どうしても工具や砥石によって削られた面に筋上の凹凸面がまるで波のような模様が残るんだ。つまり複雑な形状で、様々な曲面を持つ金型では、どんな方法で加工しても完全に滑らかな面を得ることは難しいんだよ。

そのまま波目の凹凸があってはダメなんですか?

実際のダイカスト製品には、「滑らかな表面がほしい!」というお客様のリクエストが多いから、そのために金型表面も鏡のようなピカピカな面にしなければいけない。そのために磨き工程が必要なんだよ。

様々な金型の曲面に対応しなければいけないから手作業で「磨き」をやるんですか?

その通り!この磨き工程だけは手作業が必要で、しかも細かな部分は指などを駆使して、本当に繊細な感覚が必要なんだ。
決して簡単な作業ではないし、また高度な熟練の技も必要なんだよ!

今回のまとめ
磨きについて

磨き作業を効率化する工夫は、これまで多くの手法が試されてきました。例えば、ハンドグラインダのような回転工具に研磨布を貼り付けたものや、やすり状工具に超音波振動を重ねて行う方法などです。しかし、複雑な金型表面を綺麗に磨く一般的な手法は存在していません。金型磨きの問題を解決する方法として、磁気研磨やロボットによる自動磨きも試されたことはありますが、やはり対応できる範囲が限定されます。今のところ熟練の職人が自分が使いやすいように道具を工夫して、丁寧に磨くことが最も有効なようです。

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