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年間休日137日体制スタート

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フジイ金型では、2021年5月16日より従来よりも18日も増加した年間休日137日という体制に正式移行することになりました。

若手、中堅、ベテランを問わず給与水準を維持しつつもプライベートを充実させたいという要望、 他社との競争に勝つために生産性を向上したいという経営者の意向、 そしてコロナ禍での受注の一次的な落ち込みという3つの要素が合致して、年間休日を130日以上にしようという活動がスタートしたのは昨年の5月でした。

それから1年、社内のさまざまな意見やアイデアを組み合わせ、少しずつ試験的な勤務体制などを試しながら、ようやく年間休日137日という中小企業では破格の休日日数の体制をスタートすることができました。日数だけを比較するならば、大企業はもちろん、労働先進国のEU諸国にも全く引けを取らないと自負しています。

企業規模が大きければ、スケールメリットをいかして充実した福利厚生を実現することができるかもしれません。しかし、大量生産があり得ない金型業界では、そのような規模のメリットを享受することはできません。といって、それを言い訳に従業員のワークライフバランスを疎かにするような経営をしていては、優秀な人材を確保し続けるのが難しくなり、ジリ貧になってしまう問題もあります。

そんな状態に陥らないようにするために、先手先手で福利厚生を向上させていくことも重要な経営課題だと考えています。今回はその活動が年間休日という形で結実しました。導入に協力をしてくださった社員の皆さんに感謝をいたします。

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金型は2000年以上の昔からある古い技術です。古い技術ではあっても大量かつ安価に「もの」を生産する手段としては重要であり、改良の余地もまだまだたくさんあります。それゆえに金型技術の継承と発展は、フジイ金型という企業としての存続のためだけではなく、社会的な役割もあると考えており、優秀な人材の確保は不可欠と考えています。

休みが増えたことで、単なる「怠け者」の方が入社されては何にもなりません。しかし、より一層怠けるための努力(すなわち生産性向上)を惜しまない方ならば大歓迎です。今回の勤務体制の変更により、熱意のある若者やダイカスト金型の発展に寄与したいと考えている経験者との出会いが増えることを期待しています。

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