社内一貫体制で短納期だから

ダイカスト金型を使ったの生産を短期間で本格稼働させるには、金型の切削といったを金型製作のスピードアップに加え、素材図や型レイアウト図の作図といった金型設計や、初期不良発生時の修正や鋳造条件の見直しといったアフターサポートをどれだけ迅速に対応できるかにかかっています。

フジイ金型では、ダイカスト金型に関する工程（設計、製作、加工、修理）を全て自社で対応する一貫生産体制を構築しております。このため、複雑な条件をもつ金型の設計や、分流子やスリープといった部品の加工や、湯回り不良発生時の修正といった多様なニーズにも対応することができ、結果的に迅速な量産立ち上がりを実現しております。

万全の対応ができる80名体制

自社一貫体制を実現するために、フジイ金型には80名のプロフェッショナルが在籍しています。この人数は、金属用金型メーカー全体の中でも、上位8%のグループに属する規模になります。これと同等、もしくはそれ以上の規模をもつ会社は日本国内に174社しかなく、さらにダイカスト金型メーカーでかつ特定の企業グループに属さない独立系であることで絞れば、ごく少数の1社となっています。

この規模に加え、専門性を高めるための分業体制と業務を効率化するITシステムを備えることにより、自動車関係だけでなく、電機機器向けや民生機器向けといったさまなまな金型の多様なニーズに対応したダイカスト金型づくりを滞りなく行うことができるのです。

参考情報：バランスのとれた年齢構成の職場

営業スタッフが金型技術に精通しています

フジイ金型が他社よりも評価をいただける理由の一つが、営業スタッフの対応の速さにあります。

お客さまからの窓口となる営業スタッフは、全て設計部門出身です。10年以上の設計、製造での経験を有したものが担当しております。そのため、コストや納期といったご相談だけでなく、技術的なご相談にもすぐにご回答します。

営業スタッフが持つ知識は、金型だけでなく、その後の鋳造や加工、表面処理、塗装、修理や保守などにも精通しており、全体工程を見通して最適なご提案をすることができます。

加工時間短縮への取り組み事例

短納期を実現するために、製造部門や設計部門でも積極的に加工時間の短縮に取り組んでおります。ここでは2つの事例を紹介させていただきます。

(1) 放電加工レス化

マシニングでの切削加工のみで金型が出来るよう、加工に使用する刃物や切削方法に独自のノウハウがあります。これにより、マシニング1回のセットで形状が出来るため、電極作製、放電加工といったプロセスがなくなり、納期の短縮につながっています。

(2) 加工最適ソフトの導入

金型加工は、マシニングによる切削加工の時間がその大半を占めています。切削の加工時間が長くなりますと、それが、そのまま納期に影響してしまいます。フジイ金型では、CAM（加工プログラミング）の完成後、さらに加工最適化ソフトを使用して約20%加工時間の短縮を実現しております。

（加工例）焼入れ後の加工における短縮の効果

フジイ金型の営業スタッフにお任せください

技術と経験をもった営業スタッフが、全体スケジュールも考えながら、丁寧な名古屋弁で対応いたします！ぜひフジイ金型までお問い合わせください。