中国の人民元の切り上げと日本の製造業
中国の人民元の切り上げが、日本の製造業に、どう影響するのか解説された記事がありましたので、ご紹介。
元切り上げ損得 ユニクロ泣き、自動車・銀行笑う 日本買い加速も
中国人民銀行が先週末に表明した人民元の弾力化による実質的な切り上げは、日本の企業に大きな影響を及ぼす。ユニクロなど中国を輸出生産拠点とする企業にとては採算の悪化要因となる一方、日本から部品を輸出する自動車などの大手製造業にはプラスだ。切り上げは元の購買力を高め、日本企業に対するM&A(合併・買収)や海外での資源権益の獲得で攻勢がさらに強まる可能性もある。
[後略]
引用元:2010年6月21日付 産経新聞より
詳細はリンク先の記事を読んで頂きたいのですが、製造業に関して言うと「中国→日本」という流れで部品・製品を輸入している製造業に打撃だが、逆の「日本→中国」という中国を市場とした流れをもつ企業には大きな恩恵となる。という事です。
但し、基本は「地産地消」ですので、中国側から「買ってでも欲しい」というオファーの来る、高付加価値な製品でなければなりません。
また、中国の生産コストが上がって、今まで中国に行っていた国内企業の生産が日本に戻るかと言えば、残念ながら、それはなく、タイ・ベトナムなど、より人件費コストが安いアジアの国々にシフトするだけ。
更に、中国企業のレナウン買収など、強くなった人民元による、日本の製造業の買収も進むだろうという推察です。
日本国内の製造業は、中国を市場に高付加価値を維持できる製造業か、若しくは縮小する日本市場の中でも堅実にシェアを確保できる製造業。これら以外は、大変な事になりそうです。
しかし、時代の流れに対応するしか、我々、中小零細企業には道はありません。
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